【旅茶日記】旅するアロマクラフト会と、もっと聞きたいオランダの暮らし
「旅するアロマクラフト会」というなんとも素敵な響きに誘われて、ワークショップに参加してきました。
講師は、アロマセラピーやハーブのこと、海外での暮らしを発信する「B hitomi’s organic」の荒井瞳実さん。東京近郊から沖縄、バリ島、台湾と移り住み、現在はオランダに暮らしています。3児の母ということで、それぞれの場所での生活や教育環境のお話、お仕事のお話など、いろいろお話をうかがいながら、オリジナルの虫よけを作りました。
まずは、自分の好きな香りを知ることから。
ずらっと並んだアロマオイルの中から、好き・嫌い・どちらでもないなど自分の好みをメモしていきます。一度にたくさんの香りをかぐことが日常生活ではないので、どんどんわからなくなっていく・・・
「オレンジ」という同じ名前の香りでも、生産地や加工の工程で印象が全然違うのが面白いです。その土地オリジナルのオイルを探したり、その場所で見つけた植物をチンクチャ―(生薬やハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸して作る液体。チンキのことですね。)にする中で、オイルが作られた背景を知ったり、その土地の暮らしや文化を学べることもあるそうです。植物を通じて世界を旅する荒井さんの暮らしは、旅茶のテーマに通じるところを感じて嬉しくなりました。
そして出来上がったのが、こちら。
ベンゾイン・パチュリ・エジプトのゼラニウム・甘夏の4種類を選びました。体調によっても好きな香りは変わるそうなので、いくつか持っていると気分によって使い分けが出来そうですね。
集中した後は、美味しいお昼ごはんを。
もちもちの米粉フォカッチャにデザートのケーキとお茶までついて、おなかいっぱいになりました。
オランダを拠点に活動される荒井さんですが、日本に一時帰国されることもあるそうなので、ぜひ旅茶にも遊びに来ていただきたいです。
タカハシアヤ
[ 企画・運営 ]
大学卒業後、上海に留学。 その後、上海にて映像制作の仕事に関わる。上海生活6年、中東生活3年を経て、現在は東京でコーディネーターときどきウェブ、イベントなど制作に関わることをしています。