【旅茶日記】ファラフェルサンドを食べながら、衣・食・住を語る

【旅茶日記】ファラフェルサンドを食べながら、衣・食・住を語る

「ネパール・インドのお茶とお話」ゲストの須田さんのファラフェルサンドをいただきに、東新宿へ行ってきました。1年の数ヶ月はネパールに滞在し、インド各地へ生地探しの旅をして洋服作りを続ける「mahatma」デザイナーの須田さんですが、時にお料理をふるまう活動もされています。

今回は、美味しいファラフェルサンドを作るために京都のパン屋さんに修行に行き、パンをこねるところから始め、ソースはタイ風オリジナル。パンをこねちゃうところが、こだわりの須田さんらしいですよね。

そうして出てきたファラフェルサンド。ふわふわカリっとしたピタパンと、揚げたてのファラフェル、たっぷりの野菜とスパイシーなナッツとソースの香りがすでに美味しい。一口食べると、レモングラスの爽やかさとぴりっとした味付けのナッツに夢中です。

4月にファラフェルサンドのイベントをしたこともあり、ファラフェルを食べる機会が意外と多い今日この頃ですが、こちらのファラフェルにはパセリが入っており、今までに食べたことのないファラフェルでした。ファラフェルの中身、野菜との組み合わせ、ソースやパンの種類・・・ファラフェルサンドってものすごい可能性を秘めてるんですね。

食後にはアイスコーヒーをいただきながら、旅のお話の続きを。
イベントでは聞けなかった旅のハードなエピソードや、変わりつつあるインドの暮らし、旅あるあるなどじっくりお話をうかがいました。旅も、お洋服作りも、楽しいことばかりではなく、修行に行くつもりでインドやネパールでの日々を過ごすという須田さんですが、精神的にも物理的にも大変なことを経験するなかで、好きなことや嬉しいことを見つけて、暮らしに取り入れるのが上手なんだなと思いました。「衣・食・住」に興味があり、実際にお洋服作りから始めて、お料理をふるまうところまで実行される行動力はすごい!今後どのように「住」を表現されるのか、今からとても楽しみです。

この日の装いは、もちろんmahatmaのワンピース。さらりと軽い生地と、爽やかな水玉はこれからの季節にぴったりです。

 


タカハシアヤ

[ 企画・運営 ]
大学卒業後、上海に留学。 その後、上海にて映像制作の仕事に関わる。上海生活6年、中東生活3年を経て、現在は東京でコーディネーターときどきウェブ、イベントなど制作に関わることをしています。