【旅茶日記】タイ暮らし、お茶時間①
バンコクに引っ越して2カ月が経ちました。
1週目は荷ほどきや買い出しでテンションが高いままバタバタ、2週目は早くも燃え尽きて、若干引きこもりつつ情報収集の日々でした。3週目以降は、2歳の息子の幼稚園見学等に忙しく、少しずつタイの空気に慣れていきながら、気が付くと2か月が経っていました。
大好きで何度も訪れていたタイですが、生活するとなると、見える景色も違っていて。マンションの送迎トゥクトゥクの乗りこなし方から、何をどこで買えばいいのか。日本米はどれがオススメ？お水は？なぜキッズ用のハイチェアがどこにもないの～？？子どもはどこで遊ばせよう・・・その前にタイ語がお手上げ！
自宅の停電に加えて、外出先でエレベーターに閉じ込められたり、ボヤ騒ぎに遭遇したり。なかなかハードなタイ暮らし、言葉がわかるようになればもう少し落ち着くのでしょうか。それでも、ご近所さんや、子ども大好きなタイの人達に助けてもらいながら、過ごしています。
疲れを癒してくれるのは、大好きなタイマッサージ！施術後のハーブティーが身に沁みます。
近所の散歩帰り。フルーツの木や、カラフルなお花が南国感のある路地裏。
賑やかなバンコクでも少し歩けば、私の好きなタイの風景に出会えます。
そして今日は、ビザの延長をしに入国管理局へ。
広いスペースにタイ各地の特産品展示・販売コーナーがあり、とても楽しめました。
ソムタムをその場で作ってくれるブースがあり、迷わず注文。
辛くなくしてね、と言うと、おばちゃんがとても困った顔になったので（辛くないとソムタムじゃないらしい）、ちょっとだけ辛くても平気、と伝えると、慣れた手つきであっという間に美味しそうなソムタムの完成。酸味と甘みのバランスが良くて、とても美味しい！でもやっぱ辛い、笑。これで100円ちょっとなのが嬉しいです。
写真パネルもたくさんあって、息子も大喜び。地下にはフードコートや、カフェやおもちゃ屋さんまで入っていて、予想外に楽しい入国管理局でした。
と思っていたら、翌日すぐ近くで爆弾騒ぎがありました。
楽しかったり怖かったり、嬉しかったり驚いたり。
まだまだ落ち着かないタイ生活の、はじまりです。
田中友美
[ TEAスタイリスト ]
学生時代、北京留学をきっかけに中国茶に傾倒。大学卒業後、上海にて3年間勤務。世界の茶産地への旅をライフワークに中国茶をメインとしたイベントの開催や茶葉・茶器の販売などを行う。お茶を囲むことで生まれるご縁「茶縁」を大切に活動している。