【お茶会レポート】手仕事に思いを込めて:バルト三国と旅の小さな仲間たち
「バルト三国のお茶とお話」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
「 世界の手仕事と雑貨 「旅する雑貨屋 Hin plus」」オーナーのきたひろみさんをゲストに、お店を開くきっかけとなった「バルト三国手仕事の旅」のお話や、訪れるたびに新しい驚きとワクワクのつまった買い付け旅行のお話、現地の暮らしや食について、お話をうかがいました。
美味しいものや楽しいこと、多様な価値観に触れられる「旅」と、可愛いものや変なもの、編み物や刺繍などの「手仕事」が大好きだというひろみさん。「バルト三国手仕事の旅」のツアーに参加し、伝統料理を作ったり、伝統手工芸のワークショップを体験するうちに、バルト三国の自然や暮らし、何より人々の身近にある手仕事の魅力にはまってしまったそうです。定期的に訪れているラトビアの「森の民芸市」では、お気に入りのお店も出来て、現地の方との交流も大切にされています。
悲しい歴史の中で、歌と踊りで伝統を受け継ぎ、自由を確立してきたバルト三国。美しい建築物や街並み、妖精の出そうな森と湖、可愛らしい柄のミトンやカゴにときめく一方で、手仕事がそばにある丁寧な暮らしが心に残りました。
「旅」と「手仕事」を愛するひろみさん、世界各地の手仕事に出会う旅はまだまだ続きそうですね。
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TEAスタイリスト・友美さんによる「お茶のお話」では、バルト三国のハーブガーデンや、ヨーロッパ最古の薬局のひとつである「市議会薬局」、お茶会で淹れていただいたハーブティーについてお話していただきました。薬として調合されたり、お茶として飲んだり、もちろん食事にも。暮らしに根付いたハーブは、ブレンドの種類も、それぞれの効能もさまざまですが、自分に合ったハーブティーを探してみるのも楽しそうです。
・リンデンカモミールティー(ラトビア)
・スパイスハーブティー(リトアニア)
・ ラズベリーリーフ、ネトルリーフとハイビスカスのハーブティー(リトアニア)
・pirags:ピラグス(ベーコン入り三日月パン)
・šaltibarščiai:シャルティ バルシチャイ(冷たいボルシチ)
・カラスク(黒パン)
・mandel マンデル(ナッツとカカオ)