【お茶会レポート】ヒマラヤから届けるぬくもり:旅する洋服屋さんとめぐるインド・ネパール
「ネパールのお茶とお話」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
「旅茶」記念すべき10回目の今回は、ゲストにファッションブランド「mahatma」の須田 謙太郎さんを迎えて、「お話×お茶×展示」のスペシャルコラボをお届けしました。
手織りの布に強い愛とこだわりを持つ須田さん。インディゴ染めの人間国宝に会いに行ったり、こだわりの布に出会うためどこまでも出かけてゆくというインドへの買い付け旅の話、ネパールの工房や服作りに対する思い、またネパールで冬になるとよく飲むというトゥンバというお酒や、日常的に食べているダルバート、バナナに勝って好きな果物第一位に輝いたネパールの美味しいライチのことなど、さまざまなお話をうかがいました。
布を求めてインドを長距離バスで移動し、数十キロの布を抱えてネパールの工房に帰るという過酷な旅でもトラブルに遭遇したことがないのは、誰とでも打ち解けてしまう穏やかな人柄と、なんでも楽しんでしまう柔軟さがあるからなのでしょう。
春夏と秋冬では訪れる場所が異なるそうですので、物語の続きは今年の冬までのお楽しみですね。
・ネパールチャイ ネパールティー茶園 CTC(チャパティロールに合わせて)
・イラム紅茶 アンボート茶園OP(ダル、タルカリとアチャールとサーグのプレートに合わせて)
・ネパール 緑茶 ヒマラヤンエバーグリーン OP(ラッシーに合わせて)
・チャパティのサラダロール
・ダルバート(プレートランチ)
・ラッシー(lassi)のデザート
※
[ダル(daal)]
豆を使ったスープ。今回はレンズ豆を使って。
[バート(bhaat)]
バスマティというインディカ米で。
[アチャール(acaar)野菜や果物の漬物のこと]
大根のアチャール
トマトのアチャール
[タルカリ(tarkaarii)]
チキンとじゃがいものカレー
[サグ(sag)]
小松菜とほうれん草のサグ