【旅と手しごと】メキシコ・手仕事の街オアハカへ:メルカドバッグと手刺繍のブラウス
※前回までのおはなしは こちら
オアハカは、手仕事の集まる街。
中心地から車で7-8時間離れると、織物の村や陶器の村、木彫りの村など、手仕事の村が点在していて、街の中心部にそれらが集まってきています。
メキシコシティーから買い付けに来る人も多いんですって。手仕事の街ということで、もっと田舎なのかなと思っていたら案外都会でびっくり。観光客向けのホテルが多くて、街並みも整っています。
街並みが整っていると、安心して手仕事を探せるわね。
私が泊まったのは、小さいけど可愛らしいホテル。
B&Bで3室しかないけど、それぞれ特徴のある部屋で、私の部屋は天使がモチーフになっていました。
気持ちの良い中庭や、盛り付けが楽しい朝食、贅沢な空間でのんびり過ごせました。
フレッシュジュースが美味しくて、アテモヤという大好きなフルーツのジュースをピッチャーいっぱい飲んじゃいました。
訪れる場所はもちろんだけど、泊まる部屋や食べものってすごく大事よね。
さて、今回まずご紹介するのは、お買いもののお供メルカドバッグです。
大きいサイズは買いものにとても便利です。丈夫なのでじゃがいもとか玉ねぎとかたくさん入れても平気だし、取っ手が4本あるので重くなっても痛くないんです。現地の方も普段の買い物に使ったりとか、海沿いに住んでる方はビーチに行くとき足ひれを入れたりとか、何にでも使っちゃうんですって。
小さいサイズは、わたしの買い物にもぴったりね。
続いては、手刺繍のブラウスです。
モチーフの刺繍の下に、鉛筆っぽい下書きが残っているのがなぜか癒されます。
下書きは、そのうち消えるのかしら?
下書きは、洗ったら消えますのでご安心を。
伝統的な着方は、ちょっと長めのブラウスにスカートをはいて、ベルトを上からきゅきゅっと巻くというスタイルです。ベルトの代わりに、後ろをつまんだ着こなしもオススメ。
鳥や人のモチーフがカラフルで楽しくなるわね。
レギンスやパンツにも合いそう。
南米のラストスパート、まだまだいきます!
次は、カラフルでポップなどくろのお皿です。
映画「リメンバー・ミー」に出てきそうな模様ね。
メキシコも、お盆にご先祖様が帰ってくるんですけど、すごく明るいお祭りみたいな感じなんです。どくろモチーフがたくさんあって、お店の前にどくろがいたり、お皿の模様もポップなどくろだったり、日本人にはあまり馴染みがないかもしれないと思って、スカルわんとスカルにゃんを連れてきました。
モチーフや色使いからも、現地の生活や文化が垣間見えるのが面白いわね。
同じモチーフでも、場所によって色やかたち、意味も変わってくるのが面白いです。
さて、今回で南米の手仕事旅のお話はおしまいです。ペルー・ボリビア・メキシコと、駆け足でたくさんの手仕事に出会い、歴史や暮らしに触れることで、今まで遠いと感じていた南米を身近に感じることが出来ました。
Hinとわたしの旅はまだまだ続きます。
どうぞお楽しみに!
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
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