【旅と手しごと】モロッコ・青い街シャウエンへ:手織りのフータとブランケット
※前回までのおはなしは こちら
みなさん、こんにちは。Hinです。
西荻窪で雑貨屋をしています。
ところで、今年ももうすぐ終わりですね。
エストニアでうさビーとの出会いもあったし、たくさん旅をしたなー。
今年一番の素敵な出来事は、もちろんわたしと出会ったことよね?
素敵な出会いがたくさんあって、一番を決められないけど・・・旅の仲間が増えるのは、嬉しいことですよね。
さて、今回の「旅と手しごと」では、モロッコをめぐるひととモノとの出会いのお話をお届けします。
今年最後の旅、はりきって行くわよー!
憧れのモロッコ旅、最初に訪れたのは、青い街・シャウエンです。
昔ユダヤ人が多く暮らしていて、青はユダヤ教を象徴する色だから青くなったとか、涼しくなる効果を期待してとか、虫除け効果があるとかいろいろ説はあるけれど、街中の建物が本当に青いのにびっくりしました。
濃いのから薄いのまで、青・青・青!
青い迷路に入り込んだみたい。
どこを切り取っても美しい街だけど、入り組んだ階段や小道が多くて、散歩するたびに迷っちゃいました。
猫もたくさんいたわね。
青い街を背景にたたずむ猫たちは、なんだか神秘的だったわ。
そんな神秘的な街・シャウエンで出会ったのが、手織りのランチョンマットと、フータと呼ばれる布です。
フータは、日よけのためにかぶったり、寒いときにマントにしたり、エプロンにしたりと多目的に使うんですって。端っこにヒモがついていて、結べるようになっています。
多目的ってところが実用的で素敵。
ランチョンマットは、結構大きいのね。
テーブルに敷いたり、床に座って食事する時に、直接膝の上にかけて使うんですって。あとはソファーにかけたりとか、こちらも多目的です。
工房をゆっくり見学させていただいて、他にもたくさんの手仕事に出会いました。
続いてご紹介する手織りのブランケットも、そのうちのひとつです。
糸を紡ぐおじいちゃんと、織るおじいちゃんと二人で作り上げていました。シルクと羊毛で出来たしっかりとした生地で、ボーダーのキラキラが可愛いんです。
密に織られているから、とっても暖かそう。
おじいちゃんコンビのぬくもりも感じられるわね。
工房を楽しんだあとは、宿泊先のリアドへ。
モロッコには、普通のホテルと、リアドと呼ばれる昔の邸宅を改装して宿にしているところがあって、シャウエンで泊まったリアドは、コンパクトだけど居心地の良い空間でした。
バスルームや廊下のタイルがエキゾチック!
朝食のテーブルは、カラフルなランチョンマットに天然素材のマットの重ね使いが素敵。
ミントティーを可愛いグラスでいただけるのも嬉しかったです。
パンにパンケーキを合わせるというのが、モロッコ風なのかしら?
シャウエンを満喫した私たちは、旧市街フェズ・エル・バリが世界遺産として有名な街、フェズへと向かいます。
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
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