【旅と手しごと】リトアニア・ヴィリニュス:ウジュピス共和国の陶器とロシアのプーさん
※前回までのおはなしは こちら
バルト三国の首都の中で唯一内陸にある、リトアニアの首都・ヴィリニュス。石畳が敷かれた小道を散歩していると、さまざまな様式の建物から時代を感じられる美しい街です。
市場の建物にも趣きが感じられるわ。
市場の中は美味しいものでいっぱい!
ずらっと並ぶドライフルーツに、リトアニアのお菓子も見つけました。
とげとげしてて、もみの木みたい。
どうやって食べるの?
このお菓子は、Šakotis(シャコティス)といってお祝いの時などに食べるんですって。バームクーヘンみたいに、輪切りにしてアイスクリームを添えたりしていただきます。
輪切りにしたら、冠みたいな形でおめでたいわね。
おやつの時間に食べてみたい!
まずは、行きつけのアンティークショップへ。
いつもチェブラーシカのものを探しに行っていたら、「チェブラーシカの人」として覚えられちゃった。
チェブラーシカって、ロシアのキャラクターよね?
Hinにちょっと似た感じの・・・
似てるかな?
バルト三国でアンティークショップに行くと、ロシアのものをよく見かけます。歴史も関係あると思うんですけど、昔のものじゃなくて、現在もロシアのものを置いているみたい。今年はチェブラーシカのレコードがなくて、「ロシア版のプーならあるよ」って。トムとジェリーのレコードと、チェブラーシカのカセットもあったので、それも連れてきちゃいました。
「プー」ってくまのプーさん?
どちらかというと、たぬきっぽいけど~
何とも言えず可愛いですよね!
アニメでのちょこちょこした動きと、哲学的な(?)セリフもクセになります。
興味のある人は、「ロシア版プーさん」で検索してみてね。
橋を渡って、「リトアニアのモンマルトル」と呼ばれるウジュピスへ。
橋の袂には人魚がいて、見つけると幸せになれると言われています。アートの街なので、道端や川の中にまで作品があって、歩いているたけで楽しくなってきます。
素敵!
街中がアトリエなのね。
ウジュピスでもお気に入りのアトリエへ。続いてご紹介するのは、木目調の陶器と、ウサギっぽい小物入れです。このアトリエでは、作家さんが思い思いに作品を創っていて、それぞれの光る個性がとても好きです。
特にウサギっぽいほう、インパクトがすごい。
毎回このインパクトを楽しみに来ちゃう。
木目調の陶器は、Hin plusでも人気の定番です。
さて、たくさん歩いておなかもペコペコなのでひと休み。行きつけのお店に、ツェペリナイを食べに行きます。
じゃがいものアレね?
そうそう、外側がじゃがいも、中にお肉が入っているアレ。じゃがいもに何か練り込まれていたり、ソースが違ったりと、リトアニア料理専門店に行くと10種類くらいバリエーションがあって楽しいです。
わたしもジュースでほっと一息。
あとでニシンの酢漬けでもいただこうかしら。
食欲旺盛なうさビーは置いといて。
うさビーの里帰りを兼ねたバルト三国の旅、いかがでしたでしょうか?
私が旅する雑貨屋になるきっかけを与えてくれたバルト三国に、連載1周年と同じタイミングで来られて、とても嬉しいです。手仕事をめぐるたくさんの出会いと物語に感謝して・・・私たちの旅はまだまだ続きます!
お楽しみに!
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
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