【旅と手しごと】ボリビア・天空の鏡ウユニ塩湖:コルチャニ村の小物入れとチョリータさんのスカート

【旅と手しごと】ボリビア・天空の鏡ウユニ塩湖:コルチャニ村の小物入れとチョリータさんのスカート

西荻窪の雑貨屋「Hin plus」の店主・Hinが世界を旅しながら、その土地の人との出会い、手仕事に込められた思いや楽しい物語をご紹介する「旅と手しごと」。旅の相棒・うさビーとともに、「天空の鏡」と呼ばれる幻想的なウユニ塩湖で、塩の手仕事に出会います。
※前回までのおはなしは こちら
Hin

「奇跡の絶景」と呼ばれるウユニ塩湖にやってきました。
たくさんの星が瞬く夜空の下、ツアーの皆さんと一緒に夜明けを待ちます。

うさビー

幻想的な朝焼けに感動しちゃった!

Hin

夜明け前の真っ暗な空、朝焼け、太陽の光が眩しい昼間、だんだん暗くなっていく夕方とウユニ塩湖の一日を満喫。時間帯によって表情が違って見えて、それも素敵でした。

うさビー

雨水がたまっていないエリアは、一面の塩景色で、それも壮観なの。

Hin

欧米のツーリストは乾季の塩景色を好むそうですが、私はやっぱり鏡のような雨季の景色が好きかな。

塩湖で動き回ると、ズボンや長靴があっという間に塩まみれになっちゃうんですけど、私たちが乗る車はいつでもピカピカなんです。夜のうちにドライバーさんがキレイにしてくださってるんだなあと感動しました。車の外側も、2日に1回は車を台の上に置いて綺麗にしないと、塩分で車がダメになっちゃうんですって。個人で来ている人は、長靴を持参してなかったりして、岩がごつごつしてるとかじゃなくて、塩分で痛いらしいです。

うさビー

そういえば、たまに裸足で歩いているツーリストも見かけたわ。
わたしも毛皮に気を付けないと・・・

Hin

さて、今回ご紹介するのは、ウユニ塩湖の小さな村・コルチャニ村で出会ったリャマの置物です。

ウユニ塩湖の塩を精製している工場で出会ったもので、塩で出来ています。去年も好評だった、塩で出来た小物入れも連れてきましたよ。

うさビー

素朴なフォルムと、とぼけたような表情がなんともいえないわね。

Hin

ここで精製される塩には岩塩タイプと粉末タイプがあって、塩湖の塩がどのように食用になっていくのか、その過程を見ることができます。1年前は、2種類しかなかったのに、今年はハーブ入りや胡椒入りなどが販売されていてビックリ。

うさビー

みんな進化していくのよ!

Hin

続いては、チョリータさんのスカートとシュシュです。
ウユニも暑いので、スカートは短めなんですよね。

うさビー

シュシュやボンボンは、髪の毛のゴムとしてだけじゃなくて、バッグチャームとかインテリアにも使えそうね。

Hin

たっぷり遊んだ後は、塩のホテルへ。
壁や床、ベッドが塩で出来ているのは同じだけど、去年のホテルより大きめで、内装やインテリアが心なしかゴージャス。ペットのリャマちゃんもいました。

うさビー

こっそりベッドをなめてみたら、しょっぱかった!

Hin

朝も夜も、ご飯は相変わらず美味しかったな。
見渡す限り真っ平らな世界だけど、ウユニ塩湖の標高は3,760mと富士山級なので、高山病予防にコカ入りのマテ茶をたっぷりいただきました。

うさビー

コカ入りマテ茶のティーバッグ!
手軽に高山病を予防できるし、本当に現地の暮らしに欠かせない飲み物なのね。

ウユニ塩湖の魅力を改めて体感した私たちは、インカ文明の発祥地といわれ、数多くの遺跡が残るチチカカ湖へと向かいます。

(次回へつづく)

 

[ 取材協力 ]

旅する雑貨屋「Hin plus」
〒167-0042
東京都杉並区西荻北 3-3-12
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