【旅茶日記】プロバンスで過ごす夏①

【旅茶日記】プロバンスで過ごす夏①

ここ数年、夏はプロバンスのお宅でプライベートシェフとして過ごしています。
太陽の光がぎゅっと凝縮されたお庭のトマト、緑いっぱいの散歩道、カラフルな野菜が楽しい街のマルシェ、ひと休みに立ち寄る街角のカフェテラス。毎年異なるテーマでお客さまにお料理を出して、お話をして、プロバンスでの毎日は、新しい出会いと学びに満ち溢れています。

今年のテーマは、イタリアン。
イタリアのマダムが作るイタリアンのサポートをしながら、パスタ、リゾットにニョッキ、トマトサラダを作りました。同じお料理でも、その人その人で作り方やこだわりがちがってこれまた面白いんですね。生パスタ作りもやってみようと、用意したパスタマシンも大活躍の予感です。

そして、今年はお料理の他にもやりたいことが。
それは、お花です。小さい頃の最初の夢は、お花屋さんでした。さっそく実行しようと、近くのお花屋さんで大好きな百合の花を買って、お料理と一緒にいけてみると・・・

頭の中でのイメージと、実際にいけたときの差がありすぎて苦戦!!
・・・まだまだですが、お花のプロの方もいるので、いろんな事を聞きながら、ここにいる間に基本的な事を学んでいろいろと挑戦したいなぁと思います。

皆さんに、「お花のある旅の食卓」をお届けできる日も近いかも?
どうぞあたたかく見守ってくださいね。

 


菅野智子 / SUGENO TOMOKO

[ フードプロジェクト「FOOD SENSE」主宰 ]
調理師学校を卒業後、ホテルやレストランにてフランス料理、フランス菓子の修業を積む。その後、オーガニックカフェのシェフとして野菜、フルーツ、豆、雑穀等を使った料理、お菓子の研究・開発を行う。フランス、アメリカでもお店の立ち上げ、食材、料理、食文化を研究。
現在は独立し、food artistとして「Taste Color Shaped Health Happy(味、色、形、健康、幸せ)」をさまざまなテーマと共に食で表現する。プライベートシェフ、ケータリング等、料理教室、商品開発、ジャンルの違うアーティストとのコラボ、様々な料理のシーンで活躍中。