【旅茶日記】プロバンスで過ごす夏③
今年の夏も、プロヴァンスでのお料理を楽しみました。
8年目とはいえ毎年新しい発見もあって、来るたびにレベルアップ出来ているような気がします。バカンスで遊びに来るお客様とも、毎年夏にお会いしているので、お久しぶりの挨拶が増えてなんだかそれも嬉しいです。
去年リゾットを失敗してから、リゾットやパスタは苦手なんだなと思っていましたが、今年は美味しいという言葉をたくさんいただき、嬉しい一日になったのも良い思い出。
週末は、モナコで和食のお店をやっている女性シェフがお客様としてやってきました。
同じ日本人で歳も近く、私が滞在しているお家のプライベートシェフもしていた事もある方です。そのあとヨーロッパで修業して、モナコで独立したとてもパワーのある女性。
彼女と話して、たくさんパワーをもらいました。
今年は行けないけど来年はモナコに行こう！
写真は、その時にお出しした料理の数々です。オックステールのシチュー、サラダ、アジアンシチューなど。
プロヴァンスでのお仕事を終えたら、パリに移動します。
オペラ座が好きなので、いつもこの近くのホテルに滞在しています。のんびり散歩して、お部屋でだらだらしようかな。
あっという間の1ヶ月。料理のお話や、仕事のお話、お客様から頂いた言葉に涙が出そうなくらいハッとする素晴らしいお話。笑顔ばかりの毎日でした。
ありがとうございました！
菅野智子 / SUGENO TOMOKO
[ フードプロジェクト「FOOD SENSE」主宰 ]
調理師学校を卒業後、ホテルやレストランにてフランス料理、フランス菓子の修業を積む。その後、オーガニックカフェのシェフとして野菜、フルーツ、豆、雑穀等を使った料理、お菓子の研究・開発を行う。フランス、アメリカでもお店の立ち上げ、食材、料理、食文化を研究。
現在は独立し、food artistとして「Taste Color Shaped Health Happy（味、色、形、健康、幸せ）」をさまざまなテーマと共に食で表現する。プライベートシェフ、ケータリング等、料理教室、商品開発、ジャンルの違うアーティストとのコラボ、様々な料理のシーンで活躍中。