【お茶会レポート】お茶でつながる:中国の暮らしと、お茶を巡る出会いの旅
「中国のお茶とお話」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。今回は「お茶でつながる」をテーマに、「旅茶」メンバーでTEAスタイリストの田中友美さんにお話をうかがいました。
学生時代、北京への留学をきっかけに中国茶にはまったという友美さん。大学卒業後、上海で働きながらお茶屋さんに通ううちに、ますますお茶の深い魅力に惹かれていったそうです。帰国された後は、世界のお茶をめぐる旅をライフワークに中国茶だけでなく、世界のお茶を楽しめるイベントの開催や、茶葉の販売などをされています。
流れるような美しい手つきで淹れてくれる友美さんのお茶は、どれも香りが良く、上品な味わい。
留学時代からの思い出を振り返りながら、中国茶にはまるきっかけとなった衝撃のジャスミン茶や、お茶旅で訪れた武夷山の岩茶など、思い出の中国茶を美味しくいただきました。
↓当日のスライドより一部ご紹介
「お茶旅は、出会いの旅」という友美さんは、中国各地のお茶どころを訪れた際には、茶畑や工場を見学するだけでなく、現地の人々との交流をとても大切にされているように感じます。そんな友美さんの丁寧な姿勢が、お茶を通じた縁をはぐくんでくれるのでしょう。今後は、ライフワークであるお茶旅を続けながら、「お茶とお花のあるくらし」をコンセプトに、中国茶にこだわらないラインナップで活動を広げていきたいそうです。
お茶会後半では、中国茶の基礎知識や、美味しい中国茶の淹れ方のポイントを教えていただきました。また、中国のお茶屋さんにもらって、いつの間にか10年熟成されていたというプーアール茶をみんなで削って、友美さんに美味しく淹れていただきました。淹れ方の難しそうな中国茶も、ポイントをおさえれば、おうちでも美味しくいただけそうですね。
・六安瓜片 (安徽省・緑茶)
・碧潭飄雪 (四川省・ジャスミン茶)
・十里香 (福建省・武夷岩茶)
・プーアル生茶07年 (雲南省・プーアル茶)
・ミックスシードと山査子チップ
・生姜たっぷり豚肉の水餃子
・白と黒のごま団子
↓友美さんのブランド『TEA & FLOWERS』。今後の展開が楽しみです。