【旅と手しごと】ペルー・リマのミラフローレス:手織りのバッグとリャマのカラフルポーチ
※前回までのおはなしは こちら
みなさん、こんにちは。Hinです。
西荻窪で雑貨屋をしています。
今回の「旅と手しごと」では、南米をめぐるひととモノとの出会いのお話をお届けします。
旅の相棒は、バルト三国旅から引き続きのうさビーです。
こんにちは。うさビーです。
今回の旅も、はりきって、素敵な街や出会いをご紹介しちゃいます!よろしくね。
南米手しごと旅ではじめに訪れたのが、ペルーの首都・リマです。治安が少し不安だったんですけど、ペルーの中心部で観光客が行くような場所は、警察官が等間隔で立っていて、夕方7時くらいまでいるので、危険を感じることはありませんでした。夜ごはんまでたっぷり楽しめます。
南米ってカラフルなイメージがあるけど、シックな建物もあるのね。
わたしが行きたかったミラフローレスという地区は、マーケットがたくさんある街で、建物の奥の奥までマーケットになっています。飲食店や、下着がざーっと店内に陳列されているお店、電気屋さんや本屋さんなんかがあって、現地の人も買い物に来るんですって。
観光の人は来るの?
もちろん、買い付けや観光の人も来ます。
雑貨屋さんでは、その場で作って売ってる人もいて、作り手さんとお話も出来ました。このバッグも、作り手のお姉さんが「私がデザインして織ったのよ」と言いながら、その場でチャックの部分を縫い付けていたものです。裏地まで可愛いでしょ。
作り手の顔が見えるのがいいわね。
クラッチバッグのように持ったり、お財布だけ入れてお買いものにもぴったり。
このマーケットで、もうひとつ心を奪われたのがこちら。リャマのポーチです。
南米に行くまでは、アルパカしか知らなくて、リャマはぴんと来なかったんですけど、よくモチーフに使われています。野生の子と放牧されている子と、観光用に引っ張られている子がいました。
リャマとサボテンと、太陽。まさに南米。
使われるモチーフにもお国柄があって面白いわね。
モチーフの選び方が日本と全然違いますよね。
ポーチの前と後ろは違う絵柄で、ちびポーチの後ろは夜になってます。リャマは、荷物を運んだりとか必ず働いていて、アルパカがそういう目にあっているところは見かけなかったんですけど。リャマは働き者ですね。
細かい演出がニクイわ。
この線で表現されているのは、もしや鳥?
たぶん鳥でしょうね。このちくちく感がたまらないです。手芸をする友人には、不織布にこんなに色のバリエーションがあったのね、と言われました。糸も、こんな蛍光カラーがあるのかという驚き。
リャマの耳や足のところに何かついてるわね。
この子は、荷物を背負うリャマだと思うんですけど、そういう子はみんな我が家の子、みたいな印で耳にぱっちんとかされてるので、その表現かも。足はひづめかな。
忠実に再現されているところと、アバウトなところが面白いわね。
リャマが可愛くて、ついついリャマトークになってしまいました。ミラフローレスでマーケットめぐりを楽しんだ私たちは、世界遺産の街・マチュピチュへ向かいます。
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
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