【旅と手しごと】特別編:世界の市場・バルト三国編
※前回までのおはなしは こちら
みなさん、こんにちは。Hinです。
西荻窪で雑貨屋をしています。
おうち時間が長くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
私は旅に出られず、からだがむずむずしてきました!
おひさしぶりね、皆さん元気?
わたしは元気よ。
Hinが退屈そうにしてるから、毎日お茶に付き合ってあげてるの。
うさビーと、妄想旅行を楽しむ毎日。
次の旅に向け、今回は「旅と手しごと」特別編として、大好きな世界の市場についてお届けします。
まずご紹介したいのは、エストニア・タリンの市場。1階には、季節の野菜や果物、2階には日用品やアンティークショップがずらりと並びます。
歩き回っておなかが空いたら、美味しそうなものをみつくろってその場でパクパク。
市場歩きの醍醐味です。
これはケーキみたいに見えるけど、チーズなの。
中身もスポンジじゃなくて、クリームチーズみたいでボリュームたっぷり。
しぼりたてのジュースも美味しかった!
私がうさビーと出会ったのは、市場の2階にあるアンティークショップ。バルト三国では、物をとても大事にしていて、昔から可愛がられて愛されてきたものたちが、また次の方に受け継がれていくんです。
あのとき一緒にいた子たちも、きっと新しい場所で大切にされているのね。
続いては、ラトビア・リガ市民の台所、中央市場です。建設当時ラトビア領内にあったドイツのツェペリン型飛行船の格納庫が移築して使われているそうで、ドーム型の建物が特徴的。
夏はベリーやいちご、冬はくるみやナッツがたくさん並ぶのよ。
いちごをすくう木製の大きなスプーンが可愛かったな。
冬が長いせいか保存食も多く、ぎっちり詰まったピクルスがド迫力。
立体的に並べられた魚も気になります。
冬には、クリスマスマーケットが開かれるの。ラトビアは、1510年に世界で初めてクリスマスツリーを飾った国だと言われているのよ。
クリスマスマーケットも楽しかったな。今回は、普段づかいの市場をご紹介していますが、民芸市などと一緒に改めてご紹介したいです。
どうしても気になるあなたに、ちょこっとだけお見せするわね。
ニット製品・木工品・パン屋さんにチョコレート屋さん、豚を丸ごと焼いてるお店や、メリーゴーランドまで。すごく寒いけど、暖かい飲み物片手にお店の人と話したりするのは、とても楽しかったー!
最後にご紹介するのは、リトアニア・ヴィリニュスの市場です。石畳が敷かれた街は、市場も趣きが感じられます。ずらっと並ぶドライフルーツにワクワク。
リトアニアの郷土菓子も見つけたのよね。
Šakotis(シャコティス)といってお祝いの時などに食べるんですって。バームクーヘンみたいに、輪切りにしてアイスクリームを添えたりしていただきます。
とげとげしてて、もみの木みたい。
おやつの時間にぴったりね。
旅する雑貨屋になるきっかけをくれた、大好きなバルト三国。
旅の相棒・うさビーと出会った思い出の場所でもあります。
市場を改めて比べてみると、季節や場所で並ぶものが違うのはもちろん、建物や道具なんかに注目するのも面白いわよ。
世界の市場歩き・バルト三国編、いかがでしたか?
次回も思い出に残る素敵な市場を一気にご紹介します。
お楽しみに!
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
〒167-0042
東京都杉並区西荻北 3-3-12
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