【旅と手しごと】特別編:世界の市場・ポーランド、モロッコ、ボリビア編

※前回までのおはなしは こちら
みなさん、こんにちは。Hinです。
バルト三国の市場歩きはいかがでしたか?
今週は引き続き、大好きな世界の市場についてお届けします。
うさビーと一緒に、旅する気分でお楽しみくださいね。
わたしの故郷、タリンの市場がやっぱり一番だけど、世界には楽しい市場がたくさんあるの。
今週も一緒に出かけましょ!
まずやってきたのは、ポーランドの首都・ワルシャワ。第二次世界大戦で焼けてしまった建物を修復し、再建された街並みは、煉瓦のヒビに至るまで復元したというポーランド国民の情熱が高く評価されて、世界遺産に登録された美しい街です。歩いていると、土地への愛情が感じられて心があたたかくなってくるような気がします。
さっそく、100年以上続く市場「ハラ・ミロフスカ(HALA MIROWSKA)」へ。大きいヒマワリがそのまま売られているのが衝撃でした。
ポーランドでは、ヒマワリの種は夏だけでなく一年中見かけたわね。
種をほじほじしながら食べるのよ。
秋には、たくさんのキノコやハーブ、チーズなどが目立ちます。
市場は、土地によって並ぶものも違うし、季節をダイレクトに感じられるのが好きです。
カボチャもたくさん種類があって、カラフル!
食べ比べてみたい~
続いては、モロッコの迷宮都市・フェズの市場です。城壁に囲まれた旧市街(メディナ)が、その複雑な街並みから「世界一の迷宮都市」とも呼ばれるフェズ。細い道を歩いてみると、観光のお店と日常の暮らしが混在する不思議な街です。
お土産物屋さんを見てたはずなのに、野菜の屋台にたどり着いて、現地の人に混ざってハーブを物色したり。
ここに住んだらこんな感じかな、って妄想するの。
通りごとにジャンル分けされている気もするけれど、やっぱり入り組んでいて、慣れない私たちは迷子になりながら散策しました。
楽しい迷子なら、大歓迎よ。
・・・とはいえ、さすがに疲れて、路地裏のカフェでひと休みしたんだっけ。
古いリヤドを改装した「カフェクロック」、リピートするくらいお気に入りになりました。
こんなとこ入ってくの?というような細い道をずんずん進んだ奥にある隠れ家カフェです。
わたしの大好きなキャロットケーキと、中東の定番・レモンミントで元気も回復!
最後にご紹介するのは、ボリビア・コパカバーナの市場です。世界で約20ヶ所あるという古代湖のひとつで、標高3810mに位置し、船が航行する世界最高所の湖・チチカカ湖。湖畔の街にある市場には、何があるのだろうと興味津々で立ち寄りました。
サボテンの実をむいたものとか、フライしたのとか、野菜がゴロゴロ、フルーツは切り売りされています。びっくりしたのが、干芋です。
干芋なら、日本にもあるじゃない。
日本の干芋は、スライスして干したお芋を、そのまま食べたり、焼いて食べると思うんですけど、こちらの干芋は、まるごと乾燥させたお芋を、水でもどしてお料理に使うんです。
中華の高級食材みたいな手法ね。
うまみが凝縮されて、美味しくなりそう。
屋外では、チョリータさんがジュースを売っていました。
よく見ると、カップに入って並んでいるけど、袋に入れ替えて売っているような・・・?
ボリビアでは、布使いが素敵なチョリータさんをたくさん見かけたわね。
わたしも使いこなせるようになりたいな。
さて、前回・今回と「旅と手しごと」特別編として、世界の市場歩きをお届けしてきましたが、いかがでしたか?
いろいろ思い出して、早く旅に出たくなっちゃった。
それまで体力が衰えないように、毎日筋トレしておくわね!
次の旅に向けて、今から妄想が膨らみます。
皆さんに、また楽しい旅をお届けできますように。
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
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