【お茶会レポート】ルワンダのカラフルな日常:掌(てのひら)から新しい文化をつくる
「ルワンダのお茶とお話」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
アーティストの掌さんをゲストに、ルワンダとの出会いから現地の人々と暮らした日々、珈琲で絵を描くきっかけや、今後の活動についてなどを写真や作品、歌に思いを込めてお話いただきました。
青年海外協力隊として、ルワンダを訪れた掌さんは、現地で服作りの技術を伝え、自らがデザインするブランドを設立。また、交流の場所作りとしてバーを立ち上げるなど、人材育成と文化作りに尽力されてきました。
↓当日のスライドより一部ご紹介
「最悪なことの次には、最高なことが起きる」という掌さんのエピソードは、どれもインパクト大。ダンサーとして現地の映画に出演したり、窯元まで出かけて行ってバーオリジナルの食器をデザインしたり、現地の楽器奏者の方と音楽活動を始めたり、音楽や空間のプロデュースをしたりと、好きなことをどんどんやっていくなかで、寄生虫に感染して生死をさまよった話、ルワンダの恋愛観、歌が身を助けた話もあり、掌さんの行動力と、まっすぐな人柄がストレートに伝わる興味深いお話ばかりでした。
帰国後は、アーティストとして、トラックなどの車や、カフェの壁、お店のシャッター、サーフボード、ギターなどの対象に絵を描いたり、音楽や書とコラボしたライブペインティング、珈琲画のワークショップを行うほか、音楽や空間のプロデュースなど、幅広い分野で活躍されていますが、その活動を通じて得た資金で、ルワンダに新しいアートスペースを作ることが次の目標だそうです。
会の後半では、TEAスタイリスト友美さんからアフリカのお茶についてご紹介いただきました。
アフリカのお茶は、安定した品質と生産量であり、ほとんどが無農薬栽培でCTC製法という特徴を持つそうです。ギソブ茶園やソルワッテ茶園など、ルワンダには景色の美しいお茶園もあり、お茶旅に訪れるのも良さそうですね。
・ソルワッテ茶園シルバーチップ
・ソルワッテ茶園 オレンジペコ
・スパイスチャイ(マッタ製茶工場CTC)
・ルワンダ産のマカダミアナッツのサブレ&ロースト
・ギサフリア(鶏肉のトマト煮)
・マンダジ(揚げドーナツ)&バナナのジャムとパッションフルーツのジュレ