【旅と手しごと】エストニア・タリンの市場と緑いっぱいの避暑地・パルヌ
※前回までのおはなしは こちら
私の旅にかかせないのが、市場めぐり。
人々の暮らしや、街の息づかいが感じられるのが好きです。今回は、トラムに乗って向かいました。タリンの市内はトラムとバスの路線が張り巡らされているので、とても便利です。
皆さん、覚えているかしら?
ちょうど一年前に、市場の2階にあるアンティークショップでわたしはHinと出会ったの。
うさビーをまた連れてこられて嬉しいです!
新しい出会いもありましたよ。レトロなガラスのコップと、エストニアのなまはげちゃんです。
わたしも先輩になるのね、えっへん。
なまはげちゃん・・・槍のようなものを持ってて強そうだわ。
市場を歩き回ったら、おなかがぺこぺこ。
目に入った美味しそうなものに飛びついちゃいました。
これは、ケーキ?
いちごとチョコチップたっぷりで、美味しそう!ベリーの季節だから、いちごが乗ってるのかしら。
チーズ屋さんの、チーズなんです。
ホールケーキみたいな形で売ってるんですけど、カットしてもらえます。中身もスポンジじゃなくて全部チーズ!クリームチーズみたいな、ぐっとくるボリュームです。
元気が出そうな色のざくろジュースも、一緒にごくごくいただきました。
ビタミンたっぷりでヘルシー!
市場に来ると、季節が感じられて楽しいわよね。
市場を満喫したあとは、近くのバス乗り場からパルヌという港町へ。
それほど大きくはない町ですが、おしゃれなカフェやホテルがあり、海もキレイで子供も大人も楽しめる夏の避暑地として賑わっています。
中心地を少し離れると、自然豊かな場所になるのね。
毎日の買い物とか、どうしてるのかしら?
車でタリンやパルヌの街中に出かけてるんじゃないかな。
ここに来る途中にも、大型スーパーを見かけましたよ。
そのへんは、日本と似ているのね。
車で買い物に行けるなら、普段は新鮮な緑が生えている場所で暮らしたいわ。
今回訪ねたアーティストさんも、緑いっぱいの素敵なアトリエで作品作りをされています。3年前に偶然作品と出会って、探して探してやっとたどり着いて、去年から直接アトリエを訪ねられることになりました。
ここで出会ったのは、個性あふれるブローチたち。
ひとつずつ手描きで丁寧に作られています。
自然に囲まれたアトリエは、リラックスして作品作りできそう。
ブローチは、小鳥が見守る猫の世界ね。猫のほかに、何か飛んでるー!
まんまるのほうは、犬・・・?
たぶん、ハリネズミだと思います。
公園で野生のハリネズミを見かけることがあるそうだし、切手に描かれたり、老舗のチョコレート屋さん・Kalev(カレフ)でハリネズミのイラストが箱に描かれたチョコレートが発売されたり、エストニアでは身近な存在なのかもしれませんね。
わたしもチョコレートのイラストにならないかなあ・・・♪
タリンをたっぷり楽しんだわたしたちは、伝統文化が暮らしに息づくバルト海の島・キフヌ島へ向かいます。
(次回へつづく)
旅する雑貨屋「Hin plus」
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