【旅と手しごと】エストニア・タリンの市場と緑いっぱいの避暑地・パルヌ

【旅と手しごと】エストニア・タリンの市場と緑いっぱいの避暑地・パルヌ

西荻窪の雑貨屋「Hin plus」の店主・Hinが世界を旅しながら、その土地の人との出会い、手仕事に込められた思いや楽しい物語をご紹介する「旅と手しごと」。今回は、うさビーはじめての里帰り!バルト三国への旅をお届けします。
※前回までのおはなしは こちら
Hin

私の旅にかかせないのが、市場めぐり。
人々の暮らしや、街の息づかいが感じられるのが好きです。今回は、トラムに乗って向かいました。タリンの市内はトラムとバスの路線が張り巡らされているので、とても便利です。

うさビー

皆さん、覚えているかしら?
ちょうど一年前に、市場の2階にあるアンティークショップでわたしはHinと出会ったの。

Hin

うさビーをまた連れてこられて嬉しいです!
新しい出会いもありましたよ。レトロなガラスのコップと、エストニアのなまはげちゃんです。

うさビー

わたしも先輩になるのね、えっへん。
なまはげちゃん・・・槍のようなものを持ってて強そうだわ。

Hin

市場を歩き回ったら、おなかがぺこぺこ。
目に入った美味しそうなものに飛びついちゃいました。

うさビー

これは、ケーキ?
いちごとチョコチップたっぷりで、美味しそう!ベリーの季節だから、いちごが乗ってるのかしら。

Hin

チーズ屋さんの、チーズなんです。
ホールケーキみたいな形で売ってるんですけど、カットしてもらえます。中身もスポンジじゃなくて全部チーズ!クリームチーズみたいな、ぐっとくるボリュームです。

元気が出そうな色のざくろジュースも、一緒にごくごくいただきました。

うさビー

ビタミンたっぷりでヘルシー!
市場に来ると、季節が感じられて楽しいわよね。

Hin

市場を満喫したあとは、近くのバス乗り場からパルヌという港町へ。
それほど大きくはない町ですが、おしゃれなカフェやホテルがあり、海もキレイで子供も大人も楽しめる夏の避暑地として賑わっています。

うさビー

中心地を少し離れると、自然豊かな場所になるのね。
毎日の買い物とか、どうしてるのかしら?

Hin

車でタリンやパルヌの街中に出かけてるんじゃないかな。
ここに来る途中にも、大型スーパーを見かけましたよ。

うさビー

そのへんは、日本と似ているのね。
車で買い物に行けるなら、普段は新鮮な緑が生えている場所で暮らしたいわ。

Hin

今回訪ねたアーティストさんも、緑いっぱいの素敵なアトリエで作品作りをされています。3年前に偶然作品と出会って、探して探してやっとたどり着いて、去年から直接アトリエを訪ねられることになりました。

ここで出会ったのは、個性あふれるブローチたち。
ひとつずつ手描きで丁寧に作られています。

うさビー

自然に囲まれたアトリエは、リラックスして作品作りできそう。
ブローチは、小鳥が見守る猫の世界ね。猫のほかに、何か飛んでるー!
まんまるのほうは、犬・・・?

Hin

たぶん、ハリネズミだと思います。
公園で野生のハリネズミを見かけることがあるそうだし、切手に描かれたり、老舗のチョコレート屋さん・Kalev(カレフ)でハリネズミのイラストが箱に描かれたチョコレートが発売されたり、エストニアでは身近な存在なのかもしれませんね。

うさビー

わたしもチョコレートのイラストにならないかなあ・・・♪
タリンをたっぷり楽しんだわたしたちは、伝統文化が暮らしに息づくバルト海の島・キフヌ島へ向かいます。

(次回へつづく)

 

[ 取材協力 ]

旅する雑貨屋「Hin plus」
〒167-0042
東京都杉並区西荻北 3-3-12
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