【旅と手しごと】モンゴル:大草原の暮らしとゲルのキーホルダー

【旅と手しごと】モンゴル:大草原の暮らしとゲルのキーホルダー

西荻窪の雑貨屋「Hin plus」の店主・Hinが世界を旅しながら、その土地の人との出会い、手仕事に込められた思いや楽しい物語をご紹介する「旅と手しごと」。今回は、大自然も手仕事も、魅力は未知数!初めてのモンゴルへの旅をお届けします。
※前回までのおはなしは こちら
Hin

みなさん、こんにちは。Hinです。
西荻窪で雑貨屋をしています。

今年の夏も暑かったですね。
新しい場所での素敵な出会いもあり、忘れられない夏になりました。

うさビー

到着した日に見た満天の星空、どこまでも広がる緑の大地・・・
わたしにとっても、初めての体験でワクワクしちゃった。

Hin

新しい旅先、どちらかおわかりになりましたか?
今回の「旅と手しごと」では、モンゴルをめぐるひととモノとの出会いのお話をお届けします。

うさビー

草原の爽やかな風を感じながら、楽しんでね♪

Hin

初めてのモンゴルで、まず向かったのはウランバートルから1時間ほどのところにある草原です。ゲルに泊まり、遊牧民の暮らしと手仕事をちょこっとだけ体験させてもらいました。

うさビー

ゲルって可愛い形よね。
中はどうなっているの?

Hin

私の泊まったゲルは、1人用のベッドが3台入って、真ん中にストーブ、はじっこに洗面の設備がついていました。シャワーがなくて、トイレは外に。お世話になった遊牧民の家族は4人暮らしで、もう少し広いゲルに住んでいました。

うさビー

簡易テントみたいなのかと思ってたら、ちゃんとした作りで驚いたわ。

Hin

家族のゲルにはタンスが置いてあったりキッチンスペースがあったり、シンプルながら快適な暮らしがうかがえました。ストーブにぴったりはまる鍋でお料理するんですが、お母さんの作るお料理が全部美味しくて!羊が苦手な私も、ここの羊料理は美味しくいただけました。

うさビー

苦手なものも、現地では新鮮で美味しい、旅行あるあるね!

Hin

朝ごはんには、揚げパンみたいな「ボールツォク」と生のチーズと、牛乳の上澄みをすくって食べるバターのような「ウルム」に、「スーテーツァイ」というミルクティーをいただきました。


(※写真下は、ウルムを作っているところ。生乳を火にかけて沸かした上澄みをいただきます)

うさビー

この揚げパンは、いつでも食べられるようにテーブルに置いてあったわね。遊牧民一家の子供がたまにかじってて、可愛かったわ。見た感じ、粉ものが多い食卓よね。

Hin

そうそう、「ホーショール」という揚げ餃子のようなお料理も美味しかったな。あとは、野菜と羊たっぷりのスープ。とてもシンプルな調理器具なのに、いろいろなお料理ができるんだなあと勉強になりました。

うさビー

羊ちゃんには、他にもお世話になったわよね。

Hin

着いた翌日の午前中に、毛刈り体験をさせてもらいました。バリカンでぶいーんとするのかなと思っていたら、大きなはさみでちょきちょき。こわごわやったので毛を長く残して切っちゃって、ますます大変なことに・・・

うさビー

元の毛は結構長くて、ふわふわ!
わたしの毛並みといい勝負よ。

Hin

毛刈りをするとき、羊の脚3本をきゅきゅっと縛るんですけど、それまではいやーんという感じだった羊が、縛られた後はされるがまま。毛刈りした後に羊のしっぽがまるいことに気付いて、びっくりしました。

うさビー

サボテンの大きな葉っぱみたい。
毛を刈られた後の羊は、しなっとしてなんだか面白い。

Hin

毛刈りの後は、糸を紡ぐ作業です。よりをかけて、にじにじとまとめていきます。よりをかけることで、ちゃんと丈夫な糸になっていく様子が面白いし、草原での糸紡ぎは、とっても気持ち良かったです!

うさビー

ここで出来た羊毛は、そのあとどうなるの?

Hin

ゲルの断熱材として、ゲルの周りに巻くんですって。紡ぐというよりは、水や洗剤につけて、乾かして、フェルト化していきます。あとは、冬に毛皮として使ったりもするそうです。

糸紡ぎを満喫した後は、フェルト工場とデールという民族衣装の工房へ。
実はこの時、大雨で停電してしまっていて、どちらも機械が動いていなかったんですけど、私たちのためにフェルトを広げて見せてくださいました。


(※上2枚がフェルト工場、下2枚が民族衣装の工房にて)

うさビー

見渡す限りの草原では、雷や雨がもうすぐ来るなってわかるのよね。

Hin

さて、ここで手仕事をご紹介したいところですが、草原では連れて帰れるものがなく・・・今回は草原での暮らしにまつわる手仕事をご紹介したいと思います。まずは、ゲルのアップリケです。

うさビー

忠実に表現された側面のふくらみにきゅんきゅんするー!
バッグにつけてもいいし、そのまま飾っておくのもいいわね。

Hin

続いては、木で出来たゲルのキーホルダーです。黒と赤で渋い感じに仕上がってます。

うさビー

カバンや鍵につけたら、小さなゲルが揺れて楽しい気持ちになりそう。

Hin

そしてこちらは、草原での生活を描いた手帳です。サイズ感が程よく、中が方眼紙になっていて使いやすそうです。

うさビー

馬も、羊と同じくらい草原ライフに欠かせない大事なパートナーよね。
目が優しくて、癒されたわ。

Hin

タイミング良く乗馬も体験出来て、ぎゅぎゅっとつまった盛りだくさんな一日でした。実際に目にした草原は、思ったよりすごく広くて、吹き抜ける風や太陽のシャワーがとにかく気持ち良かったです。

うさビー

遊牧民の家族とお別れし、大草原を後にしたわたしたちは、刺繍マスターのアトリエへと向かいます。


(次回へつづく)

 

[ 取材協力 ]

旅する雑貨屋「Hin plus」
〒167-0042
東京都杉並区西荻北 3-3-12
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