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【世界のお茶】スペイン・ポルトガルの旅とお茶:スペインで出会ったManzanilla

2020 5/03
column
2020-05-03

今回は、2015年に訪れたスペインとポルトガルでのお茶エピソードをお話したいと思います。当初スペインだけだった旅程にポルトガルを加えたのは、「とにかくごはんと焼き菓子がおいしい」と聞いたから。スペインはアンダルシア地方にしぼり、バルセロナをあきらめて、リスボンを2泊追加しました。お茶の話題を中心に、駆け足でご紹介したいと思います。

フランクフルトで乗り換えて、到着したのは、スペインの首都マドリード。聞いてはいたけれど、英語はほとんど通じません。異国感にわくわくします。まずは近くのデパートで、恒例のお茶売り場をチェックです。

ティーバッグコーナーはなかなかの充実です。
スペイン語ではお茶のことをTéと言います。Té rojoはプーアル茶、Té verdeは緑茶です。プーアル茶や緑茶まで一般的に売られているんですね。1ユーロ(約120円)~2ユーロ(約240円)前後と、安いです!

中でも私がとても気に入ったのがこちら!
カモミールティーなのですが、スペイン語では、マンサニージャ(MANZANILLA)と言います。このHORNIMANSはオランダのティーブランドですが、この商品はスペイン限定のようです。特にMANZANILLA con MIELというはちみつ入りのティーバッグが秀逸!ちょうどよいはちみつの風味が優しくて、しばらく毎晩飲んでいました。2ユーロ弱と、お買い得なのも嬉しいですね。残念ながら日本では全く同じものは売られていないようです。

翌日、マドリードから日帰りで訪れた世界遺産の古都トレド。町全体が城壁に囲まれ、歩きながら中世の雰囲気を味わえます。町を散策した後、丘の上の絶景スポットでティータイムです。

お茶のメニューはこんな感じでした。

お茶メニューの最初にManzanillaとあることから、カモミールティーがスペインで親しまれていることがよくわかります。私ももちろんManzanillaをオーダー。そのほかには、ミントティー、リンデンティー、セイロンティー、プーアル、緑茶、リラックスティー(これは何かわからず!)、フルーツティー等がありました。

いよいよ、憧れのアンダルシア地方へ出発です。スペイン初心者の私にとって、やはりスペインのイメージは太陽、ひまわり、フラメンコ、アルハンブラ宮殿でした。快適な新幹線に乗って、途中コルドバに寄って、グラナダを目指しました。

コルドバでは、レンタサイクルで市街地を気持ちよく散歩。キリスト教徒とイスラム教が融合したメスキータに圧倒されました。

そして、グラナダに到着。憧れのアルハンブラ宮殿です。

アルハンブラ宮殿の対岸には、11世紀に築かれたイスラムの城塞都市、アルバイシン地区があります。イスラムの様式があちこちに残っており、アラブ風の街並みを眺めながらの路地歩きは、スペインの異なる一面を見せてくれます。アルバイシンは丘になっており、町に下りていくとぶつかるのが「アラブ街」と呼ばれるカルデレリア・ヌエバ通りです。

アルハンブラ宮殿から見渡すアルバイシン地区。

カルデレリア・ヌエバ通り。アラブの香り漂います。

この日はとても暑かったので、アラブ街でモロッコミントティーをいただきました。

通りに並ぶお店では、こんな風にブレンドティーが売られていて、ちょっと保存状況がなぁと思いましたが、せっかくなので購入しました!お店のお兄さんもアラブ系の方のようでした。

この後、アルバイシン地区を散策して、丘の上からアルハンブラ宮殿の夜景を見ようと入ったお店でまたManzanillaを頼んだつもりが・・・なぜか来たのはワインでした!カモミール風味ワインなのか??お酒が飲めない私にはわかりませんでした(笑)。

アルバイシンの丘から見るアルハンブラ宮殿は絶景でした。

つづく
 


田中友美

[ TEAスタイリスト ]
学生時代、北京留学をきっかけに中国茶に傾倒。大学卒業後、上海にて3年間勤務。世界の茶産地への旅をライフワークに中国茶をメインとしたイベントの開催や茶葉・茶器の販売などを行う。お茶を囲むことで生まれるご縁「茶縁」を大切に活動している。


 

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世界のお茶 田中友美
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